痔瘻手術|いまがわ外科クリニック|大阪市都島区の内科・外科・整形外科・肛門科・形成外科・美容診療・消化器内科

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痔瘻の外科治療(手術)

痔瘻手術|いまがわ外科クリニック|大阪市都島区の内科・外科・整形外科・肛門科・形成外科・美容診療・消化器内科

痔瘻について

痔瘻の手術

痔瘻は肛門陰窩の一次口(トンネルの入り口)から肛門外の出口(2次口)までを処理することが必要です。瘻管は肛門を絞める筋肉である括約筋を貫くタイプがほとんどです。括約筋の過剰な切除が肛門機能に影響を及ぼすことから、瘻管切除と括約筋機能温存とのバランスを考えた術式が選択されます

・切開開放術(layopen法)


入口から出口まで瘻管を切り開き、縫合せずに開放します。
メリットは再発が少ない点にありますが、デメリットとしては瘻管の手前の括約筋の切除が必要で、過剰な切除で肛門機能が低下するリスクがあります。ただ、肛門後方部であれば、括約筋を切除しても肛門の機能に影響することは少ないので、本術式を選択します。

・シートン法


瘻管の中に輪ゴムを通し、2-3週間おきにゴムを絞めていきます
ゴムの弾性力で徐々に瘻管(と括約筋)を切開開放しますので、肛門機能への影響は切開開放術に比べて少ないですし、再発もそれほど多くありません。しかし、通院回数が増えること、治癒までに3から6か月と治療に時間がかかることがデメリットになります。
肛門前方から側方の瘻管に対して切開開放術を行うと、肛門変形などの合併症の可能性がやや高くなりますので、シートン法を選択しています

・くりぬき法(coaringout)


切開開放術とシートン法は括約筋を切除する術式ですが、くりぬき法は括約筋を貫く瘻管を括約筋は切除せずに瘻管のみくりぬく方法です。メリットは括約筋への影響が少ないことですが、くりぬいたトンネル入口を手術時にしっかりと縫い合わせたとしても、同じ部位から細菌が侵入し再発することがあります。肛門後方深い瘻管、前方側方の瘻管に対して適応します。

各術式の比較

術後の経過

切開開放術やくりぬき法は瘻管周囲の組織も切除します
肛門外の傷口は縫い合わせてしまうと、ばい菌が溜まり膿瘍を作ってしまいますので
あえて開放しています。傷を縫い合わるのに比べ、肉が盛り上がってくるのに時間がかかります 治癒まで2-3か月
肉が盛り上がる過程で浸出液がでますので(傷が治す細胞がこの液体の中に入っています)パッドを当ててもらう、傷口は化膿しないようにこまめに洗浄する必要があります。

シートン法では2週間に1回程度通院いただき、来院のたびにゴムを少しずつ絞めていきます。ゴムを絞めた数日は痛みがでることがあります。またゴムのわきから浸出液がでることがあります。ゴムが外れるまで3-6か月程度の期間がかかります。

痔瘻の手術の流れ

1.診察予約

LINE予約、WEB予約で予約をおとりください

2.診察・手術説明と同意

痔瘻かどうかを診察します。
痔瘻と診断した場合は、詳しく手術説明をさせていただき
十分に納得いただけましたら同意をいただきます

3.術前検査、手術日の予約

術前検査(採血など)を受けていただき、手術日時を決めます

4.手術当日

指定時間にご来院ください。
ゆったりとした楽な服装でお越しください。
食事は当日9時以降はとらないでください。水分は来院時まで摂取可です
当院や他院で処方されているお薬については、一部中止が必要なものがありますので
手術説明時にご案内いたします

手術は腰椎麻酔下でおこない、手術時間は30分から1時間程度です。

手術後は2時間ほどリカバリールームでお休みいただきます
術後は乗り物の運転は非常に危険です。車、バイク、自転車の運転は控えてください。
痛み止めを処方しますので、痛みが気になる場合は服用してください。
また軟膏や緩下剤を処方する場合もあります。手術当日から入浴が可能です

5.手術翌日

出血や腫れの程度を判断するため、診察にお越しください。
問題がなければ、以後2-3週間に1度の通院となります
仕事復帰については診察時にご相談下さい。

手術のリスク

再発

手術部位に瘻管が形成され、再発をきたすこがあります。

肛門狭窄

広範に切除をした場合、肛門狭窄をきたすリスクがあります。

痔瘻手術の費用(当院は保険診療です)

保険適応となります 症状等により費用はことなります。
痔瘻根治術 約30,000円~約50,000円前後です。(3割負担時)