高血圧(こうけつあつ)|いまがわ外科クリニック|大阪市都島区の内科・外科・整形外科・肛門科・形成外科・美容診療・消化器内科

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高血圧

高血圧(こうけつあつ)|いまがわ外科クリニック|大阪市都島区の内科・外科・整形外科・肛門科・形成外科・美容診療・消化器内科

高血圧とは

家庭血圧で135mmHg(最大血圧)かつ/または85mmHg(最小血圧)を超えた状態を高血圧とします。

診察室では緊張するため血圧があがりますので、140mmHg/90mmHg以上が高血圧とされています。

高血圧の種類

高血圧には以下の4パターンがあります
白衣高血圧:家庭血圧正常だが、診察室では高血圧なパターン。持続的高血圧に移行しやすいとされており、肥満、脂質異常症、糖代謝異常症があればしっかりコントロールする必要があります
仮面高血圧:白衣高血圧と逆のパターンです。こちらは持続的高血圧と同様に治療します。
夜間高血圧:臓器障害(心臓の左室肥大や腎障害、脳のラクナ梗塞)のリスクが高いとされています。睡眠時無呼吸症候群が原因のこともあり、チェックする必要があります。(当院でチェック可能です)
早朝高血圧:血栓ができやすく心筋梗塞や多発脳梗塞を引き起こしやすとされています

高血圧の原因

塩分過多などにより、血管の中の水分量が多いことにより血圧が高くなります。風船の中にパンパンに水を入れた状態をイメージしてください。

細い血管で影響がでやすいので、拡張期血圧(最低血圧)が上昇してきます。この状態が続くと、血管が痛んでくるため弾力性がなくなり血管が硬くなるため(動脈硬化)

拡張期血圧は逆にさがり、収縮期血圧が上昇します。

高血圧の治療

家庭血圧での血圧を 125/75mmHg以下 が目標値となります

高血圧の治療はまずは塩分制限や運動などの食事療法から行われます。

動脈硬化が進んでいるケースでは食事療法に反応しない場合も多く、薬物治療が行われます

降圧薬には①カルシウム拮抗薬②アンギオテンシン変換酵素阻害薬③利尿薬が一般的に用いられます

高血圧の治療目標は血圧をさげることではなく、心筋梗塞や脳梗塞などを予防するのが目的です。

したがって、「薬をのみはじめたらもうやめられない」というのではなく、今後の人生を健やかに送るための予防と考え、長い目で治療を行うことが大切です。薬物療法だけでなく、運動や食事にも気を付ける必要あります