トリガーポイント注射|いまがわ外科クリニック|都島駅の内科・外科・整形外科・肛門科・形成外科・美容診療・消化器内科

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トリガーポイント注射

トリガーポイント注射|いまがわ外科クリニック|都島駅の内科・外科・整形外科・肛門科・形成外科・美容診療・消化器内科

トリガーポイント注射とは

痛みには簡便に以下の2つに分類できます
  1. 骨または筋肉の痛み…整形外科や外科疾患
  2. 内臓からの痛み…内科疾患

当院では内科疾患も診療しておりますので、まず、この2つのどちらかであるかを適切に判断します。

 

整形外科疾患にターゲットが絞られたら「骨」か「筋肉」ということになります

 

「骨」の痛み(ここでは骨と骨をつなぐ関節や靭帯を含みます)としては、骨折、変形性関節症、関節炎、靭帯の損傷(捻挫など)が該当します。
これらの疾患はXpやMRIで診断できるものが多く含まれ、診断は比較的容易です。

一方「筋肉」による痛みは、肩こり、寝違え、ぎっくり腰などが該当し、
医学的には「筋筋膜性疼痛症候群」と呼ばれるものが多く含まれます。
これらは、XpやMRIなどの画像診断でははっきりしないものが多く、原因不明の痛みとして扱われていることも少なくありません

筋肉の痛いは、筋肉が部分的に過剰収縮した状態が続くことで発生します。
過剰収縮した部分は「しこり」として触れることができ、このしこりを押すと痛みが増強します。

トリガーポイント注射とは「筋肉」の過剰収縮を注射で直接緩和させる治療法です

 

トリガーポイント注射には、以下の2つの効果があります

  1. 液体を注入することで、物理的に過剰収縮を緩和させる(筋膜リリースともよばれます)
  2. 注射液に含まれる抗炎症成分が、痛みの原因となる物質をブロックします
「はり」「お灸」とトリガーポイント注射の違い

 

東洋医学のツボ

鍼灸治療では、東洋医学的に基づき ツボ(経穴)へ治療を行います トリガーポイントとツボは約7割に一致するとされており トリガーポイント注射は、東洋医学に西洋医学的な薬物療法を組み合わせた治療法と言えます。

トリガーポイント注射施行の様子

 

患者さんのトリガーポイントがどこであるかを丁寧に診察した後、 超音波検査を用いて、トリガーポイントに正確に注射を行っています。 トリガーポイント注射を受けられた患者さんからは、注射直後から痛みがなくなったとおっしゃられる方も多く、好評を得ております。

トリガーポイント注射以外の治療法

ストレッチやマッサージ

筋肉が過剰収縮する要因としては、心理的要因(ストレスや緊張)、無理な姿勢などがあります。
筋肉の痛みをほぐすには、ストレッチやマッサージは 筋肉をのばすとともに、リラックス効果があり有効です。
しかし、痛みが強い場合や慢性化している場合は効果に乏しいことも多く、どちらかというと疼痛の予防という役目があります

温泉や温熱療法

暖めることで、筋肉周囲の血流をよくすることで筋肉の過剰収縮をやわらげます。
リラックス効果も期待できるでしょう。
ストレッチやマッサージと同様に、筋肉に直接注射を行うトリガーポイント注射に比べると効果は限定的といえます

トリガーポイント注射の適応

  • 肩こり
  • 筋緊張性頭痛
  • 寝違え
  • おしり(ふともも)の痛み
  • 膝の痛み

トリガーポイント注射で注意が必要な方

  • 血をサラサラにする薬を飲んでいる方
  • 感染を伴っている方
  • 注射に対する不安が強い方