いぼ|いまがわ外科クリニック|都島駅の内科・外科・整形外科・肛門科・形成外科・美容診療・消化器内科

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いぼ

いぼ|いまがわ外科クリニック|都島駅の内科・外科・整形外科・肛門科・形成外科・美容診療・消化器内科

いぼとは

いぼはには、加齢とともにできる老人性のいぼ「脂漏性角化症」や、ウイルスが皮膚の傷などから侵入してできる「尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)」などがあります。

脂漏性角化症とは

脂漏性角化症(老人性疣贅)は、顔や頭皮、首などにできる黒~茶色の盛り上がったできものです。老人性いぼとも呼ばれています。日焼けや老化によりできますが、20歳代の方でもできることがあります。表面はざらざらしていることが多いです。年齢とともに徐々に数が増え、サイズも大きくなっていきます。老人性のシミ(老人性色素斑)が時間の経過とともに盛り上がってできます。ほくろに似ているものや、時に皮膚癌に似ているものもあるので、診断には注意が必要です。

尋常性疣贅とは

ヒトパピローマウイルス(HPV)による感染が原因でいぼができます。皮膚にできたごく小さな傷からウイルスが侵入することで発症します。いぼを触った手で荒れた皮膚を触ることで広がりますので、むやみに触らないことが大切です。手や足の指に好発します。足にできたものでは、タコ(胼胝)やウオノメ(鶏眼)との鑑別が必要です。

いぼの診断

いぼなのか、皮膚がんの一種なのかを鑑別するためには正確な診断が必要です。
当院ではダーモスコープという特殊な拡大鏡を用いて診断を行います。
診断が難しい場合は部分的に切除して顕微鏡検査で調べることもあります。

いぼの治療

液体窒素圧抵療法(保険診療)

-196℃の液体窒素で冷却した綿棒でイボを圧抵することで、ウイルスに感染した細胞を破壊する治療です。イボが取れるまでに数回治療が必要な場合もあります。
治療時に軽い痛みがあり、治療後はしばらく赤みが残ることもありますが、徐々に目立たなくなっていきます。紫外線による色素沈着を予防するため、UVケアが重要です。

RFナイフ治療(自費診療)

局所麻酔を行い、RFナイフで病変を蒸散させる5分程度の施術です。(詳細はRFナイフのページを御覧ください)
治療後の傷はしばらく赤みがあります。紫外線による色素沈着を予防するため、UVケアが重要です。液体窒素圧抵療法と比較して、治療後の赤みや色素沈着などが目立ちにくいというメリットがあります。

外科的切除(保険診療)

他のできものと鑑別が難しいものでは手術を行い、病理検査(顕微鏡検査)で詳しく調べる必要があります。局所麻酔を行い、脂漏性角化症をRFナイフを用いて切除し、傷は縫って閉じます。10分程度の施術です。当院で用いているRFナイフは周辺の皮膚へのダメージも少ないので術後の痛みが低減できるのに加え、メスと異なり止血効果も高く、脂漏性角化症の切除に適しております。手術後は線状の傷あとが残ります。当院では傷あとをできるだけ目立たなくするため、丁寧に縫合することはもちろん、抜糸後のテーピングを3ヶ月程度継続することをおすすめしています。

手術の流れ

1.初診予約

LINE予約、WEB予約で診察予約(初回診察)をお取りください

2.初回診察

脂漏性角化症かどうか、悪性腫瘍ではないかをダーモカメラなどを用いて診断します

3.説明

治療の手順、効果、注意点などについて 詳しく説明致します。
十分納得いただいたうえで治療を受けてください。治療は原則として予約制になります。
(予約枠が空いていれば、当日施術が可能な場合もあります)

4.治療当日

治療時間は約10分程度です。
治療後は軟膏を塗布し、肌色のテープを貼って帰宅いただきます。
1週間程度ご自宅でも軟膏を塗布していただきます。施術部以外は普通にメイクしたままで大丈夫ですが、メイク落としや洗顔の際は施術部をこすらないように気を付けてください。

5.再診

1~2週間後に再診します。
その後は2カ月程度日焼けに注意してお過ごしください。