雀卵斑|いまがわ外科クリニック|都島駅の内科・外科・整形外科・肛門科・形成外科・美容診療・消化器内科

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雀卵斑(そばかす)

雀卵斑|いまがわ外科クリニック|都島駅の内科・外科・整形外科・肛門科・形成外科・美容診療・消化器内科

雀卵斑とは

そばかすは医学的には「雀卵斑」とよばれます。直径3~5mmの濃淡さまざまな小さな茶色の斑点が顔に多発します。表皮には皮膚表面を守る表皮細胞(ケラチノサイト)とメラニンを作る色素細胞(メラノサイト)からなり、紫外線が体にあたるとケラチノサイトからエンドセリンなどが分泌され、エンドセリンはメラノサイトでのメラニン合成を促進するため、肌を黒くし、紫外線が体内に透過するのを防ぎます。雀卵斑はケラチノサイトからの伝達物質の過剰分泌により、メラニン産生能が更新して発症します。常染色体優性遺伝と考えられ, 5~6歳に初発することが多く, 白人や色の白い人に多いのが特徴です。
紫外線刺激により悪化するので、夏に増悪する傾向にあります。
思春期に最も目立つようになりますが,成人になるにつれて多くは落ち着いてきます。

治療方法

紫外線の回避

紫外線を浴びると、そばかす発症のきっかけとなったり、症状が悪化し、色が濃くなったりする場合があります。
紫外線は春~夏の晴れた日が強い傾向にありますが、秋~冬や曇りの日、雨の日でも常に降り注いでいます。
季節や天気によらず、日焼け止めは毎日塗りましょう。

生活習慣の改善

そばかすの予防と改善には、食生活やスキンケアを見直し、規則正しい生活を送ることが重要です。食生活や日々のスキンケアでは、シミやそばかすの原因であるメラニン色素の生成を抑制するビタミンCを積極的に取り入れましょう。
肌のターンオーバーを乱さないために、睡眠不足や栄養バランスの偏りにも気を付けましょう。

内服薬や外用剤

メラニン生成抑制作用のある「トラネキサム酸、ビタミンC、ビタミンEの内服」「ハイドロキノンクリームの外用」「経皮吸収されるリン酸化ビタミンCローションの外用」などの内服薬や外用剤での治療を行います。治療を2~3ヶ月続けていただくと、完全とはいいませんが、かなり改善するとされています。治療中は、紫外線対策のほか、洗顔や顔剃りなどの物理的な擦過刺激も良くありませんので、気をつけていただく必要があります。

レーザ治療

QスイッチYAGレーザー(532nm)を用い、高出力のレーザーを雀卵斑にあてることで、少ない照射回数で治療が可能です。最も効果的な治療法です。照射後は茶色いテープをは帰宅いただきます。基本的には数日貼ったままで大丈夫ですが、テープをご購入いただき、ご自宅で2週間程度の間、貼り替えていただきます。テープの上からメイクしていただいて大丈夫ですが、メイク落としや洗顔の際は、テープが剥がれないように気をつけてください。

レーザートーニング

レーザートーニングは、炎症を起こさないくらいの低出力でレーザーを出力し、メラニン色素を徐々に減らしていく治療のことです。当院のレーザはレーザートーニング専用モードを搭載しており、肝斑の治療に高い効果を発揮します。さらにPTPモードを搭載しており、1回分の出力を2回に分けてほぼ同時に照射することで、肌への刺激を減らしつつ、1回の照射と同等の効果を得ることができます。
レーザートーニングでは雀卵斑だけではなく「くすみ」「肌の弾力アップ」「赤ら顔」「小じわ」「毛穴の開き」など、異なる症状に同時に効果を実感できます。レーザー治療のように、施術後テープを貼る必要がなく、施術直後から洗顔やメイクが可能です。数回の照射をおすすめしています。
※治療前・治療後のUVケアが必要です。(日焼けをしていると照射できません。)