
鎮静下胃カメラ
鎮静下胃カメラ
「胃カメラは苦しいから受けたくない」――多くの方がそうした不安を抱えています。従来の胃カメラは、えづきやすさや喉の違和感、緊張による吐き気などから、「つらい検査」というイメージが強いものでした。いまがわ外科クリニックでは、こうした不安を少しでも和らげるために 鎮静剤を用いた“痛くない胃カメラ” を導入しています。検査中は眠ったような状態になり、苦痛をほとんど感じずに検査を受けられるため、「気づいたら終わっていた」という感想をいただくことも多くあります(※効果には個人差があります)。
全身麻酔ではなく、安全性の高い鎮静剤を使用。検査中に呼びかけに反応できるレベルを維持しながら、眠っている間に終了します。
従来よりも細いスコープを用いるため、嘔吐反射が起こりにくく、検査後の違和感も少ないです。
豊富な経験を持つ医師が検査を担当し、精度の高い診断が可能です。
パソコンやスマートフォンから、いつでも簡単に予約できます。
胃の痛みや不快感の原因は、必ずしも胃そのものの病気とは限りません。例えば胆石症や虫垂炎といった「外科的手術が必要な病気」でも、みぞおちや腹部に痛みを感じることがあります。胃カメラや大腸カメラだけで「異常なし」といわれた患者さんが当院にこられて、胆石や虫垂炎と診断されることも少なくありません。当院では「胃カメラ」だけを用いて診断するのではなく、必要に応じて血液検査・超音波検査・CT検査を組み合わせ、難しいとされる「腹痛」の原因を探ります。
当院は消化器病学会指導医・消化器外科学会専門医として、画像検査では異常が出にくい病気にも精通しています。代表的なものに 機能性ディスペプシア(FD) や 過敏性腸症候群(IBS) があります。これらは胃カメラやCT検査などで「異常なし」と判断されがちですが、実際には強い症状に悩む患者さんが多くいらっしゃいます。当院ではこうした「見えにくい病気」にも対応し、生活習慣や漢方薬含めた薬物療法を組み合わせ、最適な治療を提案します。
これらの症状の背景には、逆流性食道炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんなど重大な病気が隠れている可能性もあります。症状が軽いうちに検査を受けることが、早期発見と早期治療につながります。
WEBまたはお電話でご予約ください。事前診察をご希望の場合も対応しています。
夕食は21時までに済ませてください。検査の時間帯にかかわらず、21時以降は固形物を食べないでください。水やお茶は摂取可能です。
朝食は禁止です。水・お茶・スポーツドリンクは摂取可能ですが、牛乳やジュースは控えてください
来院後、更衣室で着替え、点滴・血圧測定などを行います。その後検査室に移動します。
鎮静剤を投与し、眠ったような状態で検査を行います。全身麻酔ではないため呼吸は自分で行えます。検査時間は5〜10分程度です。
処置室で30分ほど休んでいただき、覚醒を確認してからご帰宅いただきます。当日は車・バイク・自転車の運転はできません。
多くの方が「寝ている間に終わった」と感じられます。嘔吐反射もほとんどなく、検査の記憶が残らない場合も多いです。
違います。呼吸は自分で維持でき、呼びかけに反応できる程度の安全な鎮静です。
当院では経鼻・経口どちらにも対応しています。
実際の検査は5〜10分程度です。来院から帰宅まで約1時間を目安にしてください。
保険適用です。料金は料金表を参照ください。
可能です。ただし苦痛が強い場合は次回から鎮静をおすすめしています。
静中は血圧・酸素濃度を常時モニタリングします。持病や内服薬がある方は事前にご相談ください。