レーザー治療
適応:しみ・そばかす・後天性真皮メラノーシスなど
QスイッチYAGレーザーを使用し、波長532nmまたは1064nmの高出力なレーザを照射します。しみであればほとんどの症例で1回の治療で完結します。治療後は1週間程度テープ保護などが必要です。
トーニングレーザー
適応:肝斑など
トーニングは表皮のメラニンに吸収されやすい波長532nmのレーザを低出力で広範囲に照射します。これによりメラニンの排出を促します。顔全体に照射しますので、顔全体のトーンアップが期待できます。内服薬と組み合わせるとより効果的です。ダウンタイムが不要なのも特徴です。
リジュビネーションレーザー
適応:小じわ 毛穴 ニキビ跡など
リジュビネーションとは「若返り」という意味になります。真皮まで作用する1064nmのレーザーを低出力な状態で広範囲に照射します。これにより真皮の若返り効果が期待できます。2回ほど照射すると、化粧のりがよくなったなど効果が実感できます。ダウンタイムも不要です。
RFナイフ(サージトロン)
適応:いぼ・ほくろ
当院ではほくろ治療に対してエルマン社製ラジオ波(サージトロン)を用いて治療しています。炭酸ガスレーザに比べると病変以外へのダメージが少ないのが特徴です。
※ほくろ・いぼは一部保険診療が適応されるものがあります。
ボトックス注射
適応:表情じわ
表情ジワ(額・眉間・目尻など)に対しては、ボツリヌス毒素製剤を使用します。筋肉の動きを一時的に抑制することで、シワの予防や改善が期待できます。医師が丁寧に注入部位・量を調整することで、表情が不自然にならないよう配慮し、自然な仕上がりを目指します。
使用する製剤は、国内外で承認された安全性の高い医療用製剤を厳選しています。初めての方にも安心してご利用いただけるよう、施術前には医師が丁寧にカウンセリングを行い、適切なご提案をいたします。
ヒアルロン酸注射
適応:たるみ
額やこめかみ、法令線、口元などのシワやくぼみの改善、あるいは頬やフェイスラインのボリュームアップを目的に、ヒアルロン酸製剤を注入します。自然な若返りや立体的な輪郭形成を実現しやすく、ダウンタイムが少ないのが特長です。
使用するヒアルロン酸製剤は、国内外で承認された医療用製剤の中から、用途や部位に応じて適切なものを医師が選定しています。安全性を重視した施術を心がけており、事前に十分なカウンセリングを行ったうえで、患者さんに合った治療をご提案しています。
内服治療(トラネキサム酸、ビタミンC)
適応:しみ、肝斑
しみや肝斑はメラニンの過剰産生、排出不良が原因です。トラネキサム酸はしみ・肝斑の原因となるメラニン生成を抑えます。炎症を抑える作用もあります。ビタミンCもメラニン生成を抑える作用があります。