へバーデン結節
へバーデン結節
へバーデン結節は、指の第1関節(DIP関節)が腫れ・痛み・変形を来す「変形性関節症」の一種です。進行すると曲げ伸ばしがしづらく、家事や細かな作業に支障をきたします。当院では、まず痛みと機能温存を優先した保存療法を行い、改善が難しい場合は日帰り手術(保険適用)に対応します。
中年以降の女性に多く、DIP関節が腫脹・疼痛・こわばりを呈し、経過とともに骨性の変形が目立つようになります。関節の上にゼリー状のふくらみ(粘液嚢腫=ミューカシス)ができることがあり、第2関節(PIP関節)に類似の変形が生じたものはブシャール結節と呼ばれます。
関節リウマチによる変形とは異なる疾患で、X線検査で鑑別可能です。
原因は明確にはわかっていませんが、更年期の女性に発症することが多いため、女性ホルモンの急激な減少も一因と考えられています。また、手を多く使う人にも発症しやすい傾向があります。様々な要因により関節軟骨がすり減り、関節液の増加や骨の変形が進みます。
痛みは落ち着いても変形が残ることがあり、早期の評価と対策が大切です。
腫脹や圧痛、変形の程度、粘液嚢腫の有無を確認します。
関節裂隙の狭小化、骨棘、骨硬化などを確認します。
関節リウマチなど他疾患が疑われる場合に鑑別目的で実施します。
保存療法で痛みが強く、日常生活に支障が続く場合に検討します。
当院では、保存療法で改善が難しい場合に日帰りでの手術を行っています。手外科専門医が執刀し、清潔な院内手術室で安全に行います。以下は一般的な流れです。

まず診察で症状や経過を確認し、超音波検査などで腱の状態を評価します。
手術が必要と判断された場合は、手術内容・麻酔法・費用・術後の注意点などをご説明します。

手術日は通常、水曜午前の「手外科専門外来」で行います。
血液検査などの術前検査を実施し、手術同意書にご署名いただきます。
看護師より手術の注意事項を説明します
局所麻酔または伝達麻酔で行い、手術時間はおおむね20〜30分程度です。
腱鞘の一部を切開して腱の通り道を広げ、引っかかりを解除します。
手術後は創部をガーゼで保護し、安静時間ののち歩いてご帰宅いただけます。
手術翌日または数日後に再診し、感染や出血がないか確認します。
抜糸は1週間後が目安です。症状や腫れが落ち着いたら、指のストレッチやリハビリ指導を行います。

軽作業や日常生活は数日後から可能ですが、力仕事や長時間の水作業は回復をみながら再開します。
症状の程度や職業によって経過は個人差がありますので、医師の指示に従ってください。
当院では日本整形外科学会認定の手外科専門医が執刀します。
腱や神経が複雑に入り組む指の構造を熟知しており、再発や合併症を防ぐ安全な手術を行います。
局所麻酔や伝達麻酔を行う際も、麻酔科標榜医が常勤しており、痛みや不安を最小限に抑えます。
術中・術後の安全性を重視した体制を整えています。

院内に清潔度の高い専用手術室を備え、外来から手術・アフターケアまで一貫して行える体制です。
入院の必要がなく、日帰りで受けられるため身体的・経済的な負担が少なくすみます。
腱鞘炎の手術は保険診療の対象です。さらに日帰りで受けられるため、入院費が不要で経済的負担も軽く済みます。
外科・内科を併設しているため、全身の状態を踏まえた総合的な診療が行えます。
大阪メトロ谷町線「都島駅」から徒歩5分。お仕事帰りやご家族の付き添いにも通いやすい立地です。
院内は明るく清潔で、バリアフリーにも配慮しています。
Q. 手術は痛いですか?
A. 局所または伝達麻酔を行うため、手術中の痛みは最小限です。術後の痛みは鎮痛薬でコントロール可能です。
Q. 手術は保険適用ですか?
A. はい。へバーデン結節の手術は健康保険が適用されます。詳細は料金表をご確認ください。
Q. 保存療法で良くなることはありますか?
A. 軽症例では、安静・装具・外用/内服薬・エクオール補充などで症状が軽快することがあります。
Q. 再発しますか?
A. 固定術を行った関節の再燃は少ない一方、他の指に新たに発症することはあります。
Q. 仕事復帰の目安は?
A. デスクワークは数日〜1週間程度。手作業・力仕事は2〜3週間を目安に調整します。