
過敏性腸症候群
過敏性腸症候群
これらは、過敏性腸症候群(IBS:Irritable Bowel Syndrome)の典型的な症状です。
腸は「第二の脳」ともいわれ、脳と腸は神経やホルモンを通じて相互に影響し合っています(脳腸相関)。
そのため、ストレス、食生活、睡眠、運動不足などの影響を強く受け、腸の動きが乱れることで下痢や便秘、腹痛などが引き起こされます。
また、真面目で繊細・神経質な性格の方に多くみられる傾向があります。
IBSと思っていたら、実は以下のような重篤な疾患だったというケースもあります。
このため、自己判断せず、消化器病専門医による診断を受けることが大切です。
患者さん一人ひとりの体質・生活環境・症状に応じた処方が必要で、処方にも「コツ」が必要ですが、当院は十分な経験を有しています。
過敏性腸症候群は命に関わる病気ではありません。
しかし、生活の質(QOL)を大きく損なうことがあります。
「自分は病気ではない。腸が少し敏感なだけ」と受け止め、自分の腸とうまく付き合うライフスタイルを確立することが治療の第一歩です。
気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。