大腸ポリープ
大腸ポリープ
大腸ポリープとは、大腸の内側(粘膜)にできる盛り上がり(隆起性病変)の総称です。形や大きさはさまざまで、数ミリ程度の小さなものから、数センチに及ぶものまであります。多くの場合、自覚症状がほとんどなく、健康診断や人間ドック、大腸カメラ(大腸内視鏡検査)によって偶然発見されることが少なくありません。大腸ポリープの中には、将来的に大腸がんへ進行する可能性があるものが含まれます。そのため、早期発見・早期切除が非常に重要です。
大腸ポリープの診断には、大腸カメラが最も有効です。便潜血検査では小さなポリープは見逃されることも多く、確定診断には内視鏡検査が欠かせません。
当院は大腸肛門疾患の診療・治療を数多く行っている医療機関です。大腸ポリープだけでなく、痔(いぼ痔・切れ痔・痔ろう)などの肛門疾患を含めて総合的に評価・診療できることが大きな強みです。
患者さんの負担をできる限り軽減するため、下剤の飲み方を工夫し、検査中も鎮静剤を用いた「しんどくない大腸カメラ」に対応しています。「下剤を飲むのが大変だった」「以前の検査がつらかった」「検査が怖い」という方も安心して受けていただけます。
多くの大腸ポリープは、検査と同時に日帰りで切除することが可能です。入院の必要がなく、日常生活への影響を最小限に抑えられます。
※ポリープの数が多い場合や、ポリープが大きい場合は入院での治療が望ましい場合があり、連携医療機関へ紹介させていただきます。
肛門科を併設しているため、痔の症状があり検査が不安、出血が痔なのか大腸の病気なのか分からないといった場合でも、肛門と大腸の両面から適切に診断できます。
大腸ポリープにはいくつかの種類があり、性質や治療方針が異なります。
多くの大腸ポリープは無症状です。ただし、以下のような症状がみられることがあります。
これらの症状がある場合、大腸ポリープや大腸がんが隠れている可能性があるため、早めの検査が重要です。
腺腫性ポリープの多くは、数年から10年以上かけて徐々にがんへ進行すると考えられています。大腸がんは早期であれば内視鏡治療で完治が期待できますが、進行すると手術や抗がん剤治療が必要になります。
大腸ポリープの段階で切除することで、
といった大きなメリットがあります。
少しでも気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。
大腸ポリープは自覚症状が少ない一方で、放置すると大腸がんへ進行する可能性があります。定期的な検査と、必要に応じた早期切除が大切です。
当院では、大腸ポリープ診療と肛門科診療を組み合わせた安心・安全な医療を提供しています。不安を抱え込まず、ぜひ一度ご相談ください。