レーザ治療の種類|いまがわ外科クリニック|大阪市都島区の内科・外科・整形外科・肛門科・形成外科・美容診療・消化器内科

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医療コラム

レーザ治療の種類|いまがわ外科クリニック|大阪市都島区の内科・外科・整形外科・肛門科・形成外科・美容診療・消化器内科

レーザ治療の種類

「光」は波長の違いにより紫外線、可視光線(虹の色)、赤外線などに分類されます。「光」と異なる波長が集まってできたものですが、ある特定の波長を人工的に作り出して、増幅したものをレーザー(laser)と呼びます。(※レーダー(radar=電波)ではありません)光は波長により、生体に対する作用が異なります。例えば、こたつ(遠赤外線)に入っても皮膚は黒くなりませんが、紫外線をあてると皮膚が黒くなります。また、レーザーは照射時間(パルス幅)によっても作用の違いがあり、パルス幅が短いほうが、生体与えるエネルギーは大きくなります。(弱火で煮込むのではなく、強火でさっと炒めるイメージ)。光の波長とパルス幅による生体への作用の違いを利用して行う治療をレーザー治療といいます

 

メラニンに反応する波長をもつレーザー機器

パルス幅

ピコ秒

ピコ秒レーザー

ナノ秒

Qスイッチレーザー

マイクロ~ミリ秒

ロングパルスレーザ

1064/532nm

YAGレーザー

1064nm: 皮膚の深いところ(真皮)のメラニンに反応→青あざ(太田母斑) 入れ墨、蒙古斑に適応

532nm:皮膚の浅いところ(表皮)のメラニンに反応→老人性色素班などに

皮膚の深いところまで

マイルドに照射

適応:脱毛

マイルドにメラニンに反応させて、脱毛に用いる

755nm

アレキサンドライトレーダ

皮膚の浅いところ(表皮)のメラニンに反応→老人性色素班などに

694nm

ルビーレーザー

 

メラニン以外に吸収されるレーザ

・色素レーザ(ダイレーザ) 波長585nm 赤色(血液)に反応 =血管腫・毛細血管拡張症など
・炭酸ガスレーザー 波長10600nm(遠赤外線)水分に反応 =いぼやほくろなど(当院ではRFナイフを使用)