適切な排便姿勢
- 2025年5月28日
- 肛門外科
直腸と肛門の間は普段は折れ曲がって、角度がつくことで便がもれないようになっていますが(直腸肛門角といいます)、排便時には直腸と肛門がまっすぐになり便が排出されます。直腸肛門角をまっすぐにさせるには前かがみの姿勢が理想的で、和式便所での姿勢が理想的です。最近は和式便所が減ってしまいましたが、洋式便所でも足元に小さな台をおき、そこに両足をのせて排便することで、前かがみの姿勢を作ることも可能です。インターネット通販等で「トイレスムース」といった専用の商品が販売されておりますし、折り畳み式の足台を2個(両足分)を使用しても代替できます。